tsugaru’s blog

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Windows版Magic TrackpadでうわさのW-Touchを買ってみたのでMacbook Airと比較してみた

WindowsPCを購入するにあたり、今まで使っていたMacのようなTrackpadはないものかと調べていると、Brydgeが販売するW-Touchに行き着いた。本記事はアフェリエイトを目的としていない純粋なレビューです。この商品に関しては優れているものの否定的立場をとります。

詳細は公式サイトを見てほしい。 検証OSはWindows 10 Home。 比較先は、私の使用しているMacBook Air(Retina,13inch,2020)(OS : macOS Big Sur 11.3.1)を使う。

概要

公式サイトの引用ではあるが、おおむねの概要を以下に示す。

項目 内容 補足
互換性 MicrosoftSurfaceまたはWindows10ラップトップ
サイズ 横:140mm 縦:84mm 高さ:11mm(最も高い点) サイズ感はMacBookAirのTrackpadよりやや横に大きい程度で第一印象は思ったより小さい。
重量 160g 持つと見た目通りのイメージの重さ
モデル番号 BRY2303
接続 Bluetooth4.2、USB-C(充電中)
バッテリー 最大1 カ月 検証していません
素材 アルミニウム
内容物 本体、日本語対応マニュアル、USB-C-USB-Cケーブル 変換アダプタは入ってなかった

以上が公式の和訳とその項目についての私からのコメントとなる。

そのほか公式情報と使用感をもとに文章でお伝えする。

タッチパッドでできること

インターフェースについて、4本までの操作が可能。

これらはWindowsの設定>デバイス>タッチパッドで設定ができ、設定項目として、

  • カーソル速度
  • 2本指クリックをマウスの右クリックと対応させるかどうか
  • トラックパッドの右下あたりを押すと右クリックと対応させるかどうか
  • 2本指でドラッグとスクロールの対応をさせるか、およびその方向
  • ピンチ操作によるズームをするか
  • 3本指ジェスチャについて、4方向のスワイプ操作を何と対応させるか
  • 3本指ジェスチャについて、4方向のスワイプ操作を何と対応させるか

がある。 3,4本指のスワイプ設定は、デフォルトでは、Macと同じようなイメージ操作ができる。 ただし、左右でデスクトップを切り替えるときの方向が真逆。スワイプ設定の概要は変更できるが、 方向の意味付けなどの詳細設定はWindowsの設定項目では厳しそうだ。 ただ、2本指でスクロールはなぜかMacと同じ方向がデフォルトで設定されていた。

私がよくMacで使っていた機能として、

  • 1本指クリック
  • 2本指スクロール
  • 2本指クリック
  • 2本指横スワイプでブラウザバック。
  • 3(4)本指でWindow切り替え

があるが、すべてほぼ同じようにできることを確認。 つまり、おおよそMacと同じ操作ができると期待できます。

形状、操作性について

形状は手前に向かって緩やかに傾斜する形をしており、クリック感は奥に基点のある感じの板が実際に回転するイメージで 実装されている。そのため、手前ほどそのストロークが長く、軽いクリックが可能であるが、奥になるほど重く、動きは小さくなり、奥1/3については、押すのが不可能と思ってよいだろう。MacのMagicTrackpadはどこでクリックしても同じ圧力で比較的軽めの圧で操作が可能だったため、同じような操作をしようとするとストレスがたまる。 また、そのような設計のためか、クリックは非常に重い。最も軽く押せる手前ですら、MacBookAirと比較して体感2倍はある。つまり、同じ感覚で操作していたらクリックすらできない。これで長時間使うとなると指がつかれることは間違いないであろう。MacBookではマウスが不要であったが、こちらを使う場合にはマウスが必須と思われる。

購入、価格

国内サイトで一部取り扱いがあったが、アメリカ版アマゾン(amazon.com)のほうが2021年8月末の購入当初は安かった。 本体価格が79.99ドル(公式価格通り)、手数料、送料で10ドル程度で当時の日本円にしてトータル1万円程度で購入ができた。 ただ、同年9月の執筆時点において、品切れのようである。もし在庫が復活したらぜひamazonでもレビューを見てほしい。 評価はおおむね高いのであるが、低めな評価については、Macユーザーと思われる人からのコメントが多い印象である。

まとめ

MacBookと同じ操作性をWindowsとW-Touchで検証したところ、操作方法はおおむね同じようにできるが、 クリックの場所ごと違いおよびクリックの重さがネックになっている。 そのため、使うのであればマウスとの併用が望ましい。

最後に実物のレビューについてはどなたかが日本語でYoutubeに挙げているので調べてみてください。